予防歯科
虫歯・歯周病は早期発見が一番です。
早期発見することで、表面が白くなる初期虫歯ならばブラッシング指導やフッ素塗布、定期的なクリーニング(PMTC)で経過観察を行い、削らずに回復する可能性があります。虫歯になってからの治療は歯の一部を失いますし、歯周病で溶けたあごの骨は戻りません。歯磨きの習慣、予防していくことで健康への意識を高めていきましょう。
早期発見することで、表面が白くなる初期虫歯ならばブラッシング指導やフッ素塗布、定期的なクリーニング(PMTC)で経過観察を行い、削らずに回復する可能性があります。虫歯になってからの治療は歯の一部を失いますし、歯周病で溶けたあごの骨は戻りません。歯磨きの習慣、予防していくことで健康への意識を高めていきましょう。
むし歯にならないための予防歯科
妊娠中の女性.乳幼児(-1歳から)
親子間で歯質の遺伝はありますが、細菌の遺伝はありません。おなかに赤ちゃんがいる間に口腔細菌を減らしましょう。妊娠性の歯周炎は早産を引き起こす可能性があります。妊娠したら早めの受診で赤ちゃんを守りましょう。
虫歯の予防にはフッ素が有効です。定期的なフッ素塗布の際には専用歯ブラシやさらに取れない奥歯のかみ合わせまで徹底的に細菌を除去することが大切です。
自分でしっかり磨けるようになる!届かないところは医院で定期的にとってもらう!自然で輝く白い歯はお母さんに委ねられています。
自分でしっかり磨けるようになる!届かないところは医院で定期的にとってもらう!自然で輝く白い歯はお母さんに委ねられています。
歯周病の治療・予防
歯周病とは、顎の骨が破壊されて、歯を支えられなくなってしまう病気です。歯周病の主な原因は歯石とその中に住み着いた細菌です。プラーク(歯垢、歯についた汚れ)が固まった歯石は歯磨きではとることができない上、8割以上の人にあります。歯がぐらぐらする、お口の匂いが気になるなどは歯周病にかかっている可能性があります。
歯周病治療の流れ
- 歯周ポケット検査、レントゲン撮影を行います。歯周病の原因は一人一人異なりますので、治療していく前に検査を行い、一人一人に適した治療をご提案いたします。
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歯周病の原因はプラーク(歯垢、歯についた汚れ)なので、プラークを除去してつきにくい環境を整えることが基本の治療になります。歯科衛生士による歯磨き指導や、歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善を図ります。
軽度の歯石、プラークは除去(スケーリング)し、検査によって改善の確認をします。歯石を除去したときにみえてきた虫歯はお知らせして、治します。
軽度歯周病の方はここまでで治療が完了します。 - 中等度から重度歯周病の方は歯石が歯茎の奥に深くかたく付着しているため、とりきれません。このような場合は歯茎の中に細い器具をいれて慎重に歯石を除去する治療が必要となります。
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口の中の細菌を完全になくすことは難しく、歯周病は再発しやすいので、治療完了後も定期的なメインテナンスをお勧めしています。
再発防止には患者さん自身の歯磨き(セルフプラークコントロール)だけでなく、定期的に歯科医師や歯科衛生士による健診や治療を受けていただいて、メインテナンスすることが重要です。
ぜひ、病気が進行する前の治療で1本でも多くの歯をまもりましょう。
定期検診の効果
歯周病の原因となる細菌の数(プラークバイオフィルム)は、普通の人であれば歯石除去後3〜6ヶ月で治療前の状態に戻ろうとします。さっぱりとした治療後の状態を保つために定期健診でお口のチェック、歯みがきチェック、歯ブラシで落としきれない汚れの除去などをおすすめしてます。
◎ 定期検診で皆様のお口の健康をサポート
理想的な治療は、虫歯・歯周病にならないための治療です。
Aさんのように定期検診を受け、健康的なお口を目指しましょう!
Aさんのように定期検診を受け、健康的なお口を目指しましょう!